ビジネスローンの審査の内容とは

運転資金や設備資金などといった、なんらかの事業にともなう資金の融資を受ける場合には、ビジネスローンを選択することが必要です。個人向けのローンのほうが、銀行、消費者金融、信販会社などといった、さまざまな金融業者からの借り入れができて便利ではあるのですが、これらはたいていが事業用の資金としての利用を禁止しているはずです。もしも個人事業主などが生活費と事業用の資金の両方に使っていた場合には、契約に違反していると解釈されてしまう可能性もあります。ただし、個人事業主の場合については、生活費と事業用資金の両方とも使えるタイプの特別なビジネスローンを取り扱っている場合がありますので、申し込みをする前によく確認をしておいたほうがよいといえます。このようなビジネスローンですが、個人向けのローンと比較すると、審査についてもその内容や見るポイントがかなり異なっているといえます。

まずは審査にあたって提出をしなければならない書類ですが、個人向けであれば、運転免許証などの写真がついた公的な身分証明書と、金額に応じて会社からもらった源泉徴収票などの所得証明書程度であるのがふつうといえます。いっぽうのビジネスローンの場合には、会社、あるいは個人事業主としての事業の内容そのものが審査の上で重要になってきますので、事業計画や資金計画を書いた書類、決算書、最近の確定申告書の写し、法人の登記事項証明書などといったものが主体となります。個人の場合には、銀行などを除いて、総量規制とよばれる法律上の規制があり、年収の3分の1を超過するような貸し付けは受けられないことになっていますが、ビジネスローンであれば、そうした制約はないかわりに、事業としての業績がどれほどあるのかが問われることになります。一般に言って、銀行のビジネスローンの場合は審査がより厳しく、消費者金融などのノンバンク系統のビジネスローンのほうが、審査が迅速であるとされます。